指す将順位戦7th 一回戦を振り返る

指す将7th開幕!今年こそは振り返りをしっかりしていきたいです。

まず第一局目を振り返ります。お相手はしらがさんでした。吉野家の白髪ネギにんにく牛丼大好きです。(現在販売終了)

 

戦型は三間飛車 vs 先手の対抗型なりました。(図1)

(図1)

 

ちょっと進んだ場面、ここで36歩を指せたのが個人的には良かったです。

51角、38飛車、36歩、同銀まで進めることができれば、少しポイントを取ることができたのかな、とは思っていました。(図2)

図2

 

もうちょっと進んだ局面。(図3)ここの35歩は、少し消極的だったように思えます。45歩からの決戦時に、飛車先の銀を目標にされるのを嫌った手ですが、ここは冷静に24歩、同歩、35銀くらいで良さそうな気がします。ここで45歩なら、34歩で抑え込みが成功していそうです。(図3-1)

75歩を打った後は、歩切れにより振り飛車側から攻めの手がないため、少し硬くしてから決戦に挑もうと考えました。

図3

図3-1

 

もうちょっと進んだ局面。(図4)

飛車が回り、角を上がり、84歩を突かれたタイミングで45歩と仕掛けました。

この場面は、84の歩をかすめ取るほかにも、24歩の突き捨ても有効だったと思います。本譜は現局面から同歩、同銀、66角成、同歩、33桂、44歩、32銀、34銀…と進みました。(図4-1)この辺は優勢を意識していました。

図4

図4-1

 

図4-1からもう少し進んだ場面(図5)ここでは43角を指摘してもらいました。31角ばかりを意識していたことや、歩の頭だったこともあり、中々気づくことができませんでした。その後は、この決め手が見えないままズルズルともつれ込んでいってしまいました。

図5

 

 

もう少し進んだ場面。(図6)すっと狙っていた31角が見えなくなり、また1分将棋に入ってしまったこともあり、この辺はだいぶ手が見えなくなっていました。

ここは素直に47飛車、35角、36歩、26角、22角あたりでまだこちらがよさそうな気がします。(図6-1)

ただ本譜は、ここで成れないはずの35角成の幻覚が見え、変に焦って46角と打ってしまいました。当然44金と出られた後は、角金交換へと進みました。

図6

図6-1

 

 

もう少し進んだ局面。(図7)お相手の上手な立ち回りに翻弄され、こちらが押される展開となってしまいました。

図7

 

 

指す手が見えず、43歩成、同銀、47歩とと進んだ局面。(図8)この歩で銀の丸損が確定してしまい、完全にこちらが劣勢です。更にこの歩を同飛車としてしまい、あっけなく王手飛車を貰ってしまいました。(図8-1)

図8

図8-1

 

 

この後は急転直下に局面が進み、以下図までで投了となりました。

投了図

 

 

感想

 中々いい将棋を指せたんじゃないのかな、とは思いました。しかしながら、途中途中で踏み込みが足らず、ズルズルと劣勢になってしまったのがもったいなかったです。

将棋でも人生でも、もっと踏み込めるような男になりたいです。

 

P.S

 将棋ioに棋譜を投稿しておきます。参考になれば幸いです。ここまでご閲覧ありがとうございました。

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